警備犬と絆を深める映画『DOG×POLICE純白の絆』あらすじ感想評価

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映画『DOG×POLICE 純白の絆』

今回は日本映画『DOG×POLICE 純白の絆』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

映画『DOG×POLICE 純白の絆』 の基本データ

タイトル:『DOG×POLICE 純白の絆』
監督:七高剛
脚本:大石哲也
音楽:佐藤直紀
出演:市原隼人
   戸田恵梨香
   村上淳
   カンニング竹山
   阿部進之介
   矢島健一
   堀部圭亮
   小林且弥
   本田博太郎
   相島一之
   きたろう
   伊武雅刀
   若葉竜也
   松重豊
   時任三郎
公開:2011年
上映時間:104分

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  • 警察
  • 動物
  • 友情

あらすじ「警備犬と絆を深め、連続爆破事件へ挑む」

早川勇作」は検挙率は高いもののスタンドプレーが多さから、協調性が問題視され異動が言い渡される。刑事を志望していた早川の異動先は警備犬の訓練を行う「警視庁警備部警備第二課装備第四係」だった。自分の思い描いていた刑事からはほど遠い姿にモチベーションを保てないでいた早川に、バディとなる警備犬「シロ」がやってくる。
早川とシロは訓練を重ねて得たチームワークを武器に、日本を震撼させた連続爆破事件の解決へと挑んでいく。

ココが見どころ

役者さんの確かな演技力

警備犬や仲間と友情を深め、凶悪犯へと立ち向かっていく。スタンドプレーが多かった主人公が絆を深めていく光景に、感動を誘われる方もいるのではないでしょうか
タイトルから察せられるジャンルの通り、警察として犯人を追い詰める執念や、警備犬に関する知識も詰められています。キャスト陣は有名な方が多く採用され、日本人なら見覚えのある方ばかりで演技力も確か。展開のちぐはぐさに振り回されているように見えるのが少し残念ですね。
スタンドプレーの多い主人公という設定ではあるものの、友情をメインにしたテーマであるならば終盤で無線連絡くらいはちゃんとして欲しい……。

総評★★「目新しさのない友情警察ドラマ」

映像から確かな技術を感じますが、「警備犬との友情」というジャンルとしての魅力をくみ取れませんでした。人と犬との絆。警察の努力と葛藤。これらに対し新しい角度からの切り込みも見えず、圧倒的な存在感をみせるキャラクターも演出もない。
状況に行き詰まった場面でしっとりとした音楽感情にうったえる言葉で心機一転を図るやり方は、単調で安っぽく感じます。スタンドプレーの多い主人公が仲間と絆を育んでいく光景には何回も壮大なBGMがかけられ単調。日本のドラマを観てきた者にはどうしても既視感を拭えません。
大まかなストーリーはまとまっているものの強引なまとめられている箇所も多く、違和感は最後まで続きました。ありふれた警察ものから抜け出すことはできず、視聴後には何も残らない。映画ではなくドラマでやればもう少し評価が上がったかもしれません。

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