映画『ジョジョの奇妙な冒険』
今回は実写化映画『ジョジョの奇妙な冒険』を紹介。
(正式タイトルは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』)
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『ジョジョの奇妙な冒険』の基本データ
個人評価★★
キャラクター ★★★
ストーリー ★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- アクション
- 超能力
- 実写化
- マンガ原作
タイトル:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』
監督:三池崇史
原作:荒木飛呂彦
脚本:江良至
出演:山崎賢人
神木隆之介
岡田将生
國村隼
山田孝之
伊勢谷友介
制作国:日本
上映時間:118分
公開:2017年
原作:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』
関連オススメタイトル
スタンドみたいな超能力がでるマンガの実写化作品。作風が原作よりアクション寄りになっています。
あらすじ
海辺の美しい街並みが人気の「杜王町」で奇妙な変死事件が発生。一連の犯行の影には「スタンド」と呼ばれる不思議な能力を持つ者たちが潜んでいた。杜王町に住む高校生「東方仗助」はスタンド能力を駆使し、街を守るために立ち向かっていく。
ココが見どころ
GOOD
映像技術が高く、スタンド能力がカッコイイ
(大まかな)原作テイストを取り入れている
BAD
コスプレ感が強くて、作品に没入できない
原作の良い所どりを狙いすぎて、ストーリーが忙しない
総評★★「残念」
評価としては「おもしろい < つまらない」。
更に言うとつまらないというよりは残念という印象が強い作品。
高い映像技術による超能力アクションは見ごたえがあり、いくらでも化ける要素があったと思います。その最大の妨げとなったのは「コスプレ感」。原作を重視したのか本作では奇抜な髪型や服装をリアルに再現し、名セリフをたくさん取り入れています。そのビジュアルがあまりにも現実から離れており、「コスプレ」という第一印象から抜け出せずにストーリーが進行していくせいで作品に集中できません。言い回しもかなりキツイです。
その画面の違和感を技術や演技力でフォローしきれず、原作に振り回され、評価は控えめとさせて頂きました。ストーリーもかなり駆け足で端折ってますから、ちょっとわかりにくかったです。何が悪いかというと「実写化」という企画自体が悪いと思います。実写化と『ジョジョ』の奇抜なビジュアルは相性が悪いですし、百歩譲っても第一部あたりが良いのかなと。
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