映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』
今回は映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
評価★★★
キャラクター ★★★
ストーリー ★★★
アクション ★★★★
勢い ★★★★★
話の説得力 ★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- アクション
- シリーズ作品
- ガンアクション
- 政治
- 国
- 戦争
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の基本データ
タイトル:『エンド・オブ・ホワイトハウス』
原題:『Olympus Has Fallen』
監督:アントワン・フークア
製作:アントワン・フークア
ジェラルド・バトラー
アラン・シーゲル
ダニー・ラーナー
エド・カゼル3世
製作総指揮:アビ・ラーナー
ジョン・トンプソン
トレバー・ショート
ボアズ・デビッドソン
脚本:クレイトン・ローゼンバーガー
ケイトリン・ベネディクト
撮影:コンラッド・W・ホール
美術:デレク・ヒル
衣装:ダグ・ホール
編集:ジョン・ルフーア
音楽:トレバー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー
アーロン・エッカート
モーガン・フリーマン
フィンリー・ジェイコブセン
ディラン・マクダーモット
リック・ユーン
アンジェラ・バセット
メリッサ・レオ
アシュレイ・ジャッド
ラダ・ミッチェル
制作国:アメリカ
上映時間:120分
公開:2013年
関連オススメタイトル
展開がほぼ同じの作品。こちらはストーリーの説得力があるのに対し、『エンド・オブ・ホワイトハウス』は勢いで勝ります。
「戦争」キーワードからチョイス。アクションではありませんがテーマ性が強い。
あらすじ「占拠されたホワイトハウス。世界の命運は、一人の男の肩に」
不慮の事故により大統領夫人を死なせてしまってから一年半。大統領一家の警護任務についていた「マイク・バニング」は、大統領への配慮から現場から退いていた。しかしテロリストがホワイトハウスへ襲撃する事態に奮闘し、再び過酷な現場へと舞い戻る。
難攻不落のホワイトハウスがテロリストにより占拠。混沌へと向かっていく世界情勢。
果たしてバニングに大統領を救うことはできるのか。
ココが見どころ
アクションを際立たせる悲惨な展開
とにかくインパクトの強いシーンが多数用意されています。難攻不落のホワイトハウスがいとも簡単に制圧され、殺戮されていく国民たち。人質により軍の行動も制限され絶体絶命。逆らう者は血の海に沈んでいく。これを序盤でしっかりやったからこそ、ストーリーの説得力が補強され、主人公のアクションが映えていきます。とはいえかなり強引な展開が多いので「そうはならんやろ」とツッコむ力も必要ですが……。そのおかげかアクションによる「画面の迫力」は十分保たれていますので、その点は気兼ねなく視聴できます。
総評★★★「説得力よりインパクト先行」
地獄のような光景で悲惨さを強調するのは結構ですが、不利な状況をつくるための展開はかなり荒唐無稽。あまりにも強引過ぎる。映画の演出として納得できるかは、アクション部分とエンディングの締め方がキーになります。どちらにせよ政治色が強く、残酷なシーンが多いため万人受けは厳しいでしょう。ヒューマンドラマの深堀りが浅かった点も残念。
同じような作風の映画タイトルに『ホワイトハウス・ダウン』がありますが、個人的にはそちらを推します(あちらもツッコミ力が必要ですが)。
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