ざっくり映画レビュー『パシフィック・リム アップライジング』

映画_パシフィック・リム_アップライジング オススメ紹介

映画『パシフィック・リム アップライジング』

今回はロボットアクション映画『パシフィック・リム アップライジング』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。

コトホギ
コトホギ

この作品をオススメしたい方
 「ロボットアクション好き」な方

この作品が含む要素やジャンル
・ロボット
・怪獣、モンスター
・アクション
・SF
・シリーズ作品
 →似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています

ざっくり作品紹介

タイトル:『パシフィック・リム アップライジング』
原題:『Pacific Rim: Uprising』
監督:スティーブン・S・デナイト
脚本:スティーヴン・S・デナイト
   T・S・ノーリン
   エミリー・カーマイケル
   キラ・スナイダー
出演:ジョン・ボイエガ
   スコット・イーストウッド
   カイリー・スパイニー
制作国:アメリカ
上映時間:111分
公開:2018年

ざっくりあらすじ

次元の裂け目が閉じて10年。怪獣の出現がなくなり、人類はかつての平和を取り戻すべく復興作業を続けていた。巨大ロボット「イェーガー」の開発も進み、やがてくる怪獣の侵略に備える人類。しかし怪獣の影は想像のつかないところから人類へと迫っていた。

前作:『パシフィックリム』

ざっくり評価レビュー

★3 ロボット以外の魅力がない

異次元生命体”KAIJU(以下、怪獣)”との壮絶な戦いを描くロボットアクション映画。一作目と同様にロボット戦闘にまつわる映像技術やアクション演出は高レベル。ロボットアクションに惹かれた方は一見の価値はあるでしょう。

しかし前作で足りないと感じた「ロボット以外の要素」に関しては劣化しています。魅力を感じにくい薄いキャラクター描写。作品の外から漂う邪魔なお国政治事情。なによりストーリーに爽快感がなく、感動できる要素もありませんでした。単体の作品としてはイマイチ物足りず、シリーズ続編作品として見ればガッカリしてしまう、そんな内容です。前作を見てそれを上回るクオリティを期待するのは厳しいクオリティなので、ご興味のある方はそこそこの期待値で観ることをオススメします。

関連オススメタイトル

ジョン・ボイエガの出演作品から映画『デトロイト』

本作でメインキャラクターを演じたジョン・ボイエガですが、2018年公開の映画『デトロイト』でも主演を務めています。ジャンルはドラマで、実際にあった事件をモデルにした作品です。

スコット・イーストウッドの出演作品から映画『トランスワールド』

『スーサイド・スクワッド』『キャッシュトラック』など、ビッグタイトルにも出演しているスコット・イーストウッドですが、個人的に観てほしいオススメ映画は『トランスワールド』。低予算を感じ取れる内容ながら、雰囲気づくりの工夫が詰まった良SF作品です。

怪獣がでてくる映画から『大怪獣のあとしまつ』

『パシフィック・リム』の劇中で怪獣の死骸について言及する場面がありますが、『大怪獣のあとしまつ』のストーリーはその処理方法について焦点を当てています。特撮コメディに独特の雰囲気づくりをかけ合わせた作風は賛否両論。個人的にはあまり楽しめませんでしたが、肩肘張らずに観られる内容なのでご興味ある方は。

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