後味悪い?刑事二人のサスペンス映画『セブン』あらすじ感想評価

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映画『セブン』

今回は映画『セブン』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)

評価★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★
 アクション   ★★★

 後味の悪さ   ★★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • サスペンス
  • サイコ
  • スリラー
  • 刑事

映画『セブン』の基本データ

タイトル:『セブン』
原題:『Seven』
   『Se7en』
監督:デビッド・フィンチャー
製作:アーノルド・コペルソン
   フィリス・カーライル
製作総指揮:ジャンニ・ヌナリ
      ダン・コルスラッド
      アン・コペルソン
脚本:アンドリュー・ケビン・ウォーカー
撮影:ダリウス・コンジ
美術:アーサー・マックス
衣装:マイケル・カプラン
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:ハワード・ショア
出演:ブラッド・ピット
   モーガン・フリーマン
   グウィネス・パルトロー
   ジョン・C・マッギンレー
   R・リー・アーメイ
   リチャード・ラウンドトゥリー
   ダニエル・ザカパ
   ケビン・スペイシー
   リチャード・シフ
   マーク・ブーン・ジュニア
制作国:アメリカ
上映時間:126分
公開:1996年

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あらすじ「急造刑事コンビが追うは連続猟奇殺人事件」

退職を直前に控えたベテラン刑事「ウィリアム」が、新人刑事「ミルズ」とともに連続殺人事件現場へと向かう。しかしいずれの遺体も信じられないほどに凄惨な状態となっており、捜査は難航してしまう。捜査を続けていくうちに二人は犯行がキリスト教における「七つの大罪」を基にしていると気づき、わずかな手がかりをかき集め犯人を追い詰めていく。

ココが見どころ

ベテラン刑事とバディを組む若手刑事

捜査に関する確かな嗅覚をもつベテラン刑事と、前のめりで感情が先行する若手刑事という設定が魅力的。かなり見慣れた設定にも思えますが、お約束展開の要点を抑えつつユーモアの利いたセリフで退屈は感じません。最初はソリが合わなかった2人の信頼関係がストーリーの進行に伴って確かなものになっていくのは「相棒」ものとしては欠かせません。

ストーリーは「七つの大罪」をモチーフとした連続猟奇殺人事件を追っていくもので、犯行の検証や予想もそれに基づいて行われます。あまり難しい内容ではありませんが、グロテスクな殺人現場や表現が苦手な方はご注意ください。

総評★★「前もってジャンルを理解しているかで評価が変わる」

「なんでこうなった」と言いたくなるクライマックスが評価の分かれ目となるサスペンス映画。事前に情報やジャンルを知っていた方なら評価できるかもしれませんが、前情報なしで「あの締め方」は面喰いました。
演技力は高く終盤までの道筋も大きな違和感はなく、クライマックスの展開は予想しやすいレベルの複線をしっかり張っていました。ただ、締め方に納得できるかが別で「映像作品として何を残したかったのか」という疑問が残ったまま終わってしまいました。タイトルの意味も濁った感じになりましたし……。うーん。

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