映画『セブン・サイコパス』
今回はクライム・コメディ映画『セブン・サイコパス』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)
映画『セブン・サイコパス』の基本データ
あらすじ
映画の脚本づくりに四苦八苦していた脚本家「マーティ」。一向に進まない執筆活動に業を煮やした友人「ビリー」はネタ集めのために「サイコパス募集」という新聞広告を出してしまう。集まってくる頭のイカレた連中が巻き起こすトラブルをくぐりぬけ、果たしてマーティは脚本を完成させることができるのか。
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タイトル:『セブン・サイコパス』
原題:『Seven Psychopaths』
監督:マーティン・マクドナー
製作:グレアム・ブロードベント
ピーター・チャーニン
マーティン・マクドナー
製作総指揮:テッサ・ロス
脚本:マーティン・マクドナー
撮影:ベン・デイビス
美術:デビッド・ワスコ
編集:リサ・ガニング
音楽:カーター・バーウェル
出演:コリン・ファレル
サム・ロックウェル
ウディ・ハレルソン
クリストファー・ウォーケン
トム・ウェイツ
アビー・コーニッシュ
オルガ・キュリレンコ
マイケル・ピット
マイケル・スタールバーグ
ヘレナ・マットソン
制作国:イギリス
上映時間:110分
公開:2012年
関連オススメタイトル
「わかりやすい面白さが無い」作品から映画『囚われた国家』。要は極端に人を選ぶ作品ですね。
頭のおかしい奴らによる「わかりやすい面白さ」からチョイスすると映画『ワイルド・スピード』シリーズあたりがオススメ。頭のおかしいアクションの数々で賑やかなビッグタイトル。
参考記事
評価★★★
頭のイカレた連中によるクライム・コメディ・サスペンス作品。サイコパスによる喜劇といっても差し支えない、不思議な雰囲気をまとって物語が進んでいきます。コメディ要素がかなりシュールです。
「イタリア系マフィアの中堅以上だけを狙う殺人鬼」なんかは設定からしてかなりヤバいですね。最初は「犯罪者だけどサイコパス?」と首をかしげていましたが、最後まで視聴すると不思議と納得させられました。理解はしていないのに自然と飲み込ませられたような、サイコパスによる奇妙な納得感。
基本的なストーリーは「脚本づくり」にあり、画面のメリハリは弱め。頭のオカシイ奴らによるコメディ風景をどれだけ受け入れられるかが評価の分かれ目です。説得力のある演出を期待せずに、サイコパスによる不思議な空気に乗っかっていける方なら楽しめるかも?
派手なアクションや演出、感動的で理路整然としたストーリーのようなわかりやすい面白さありません。
だけど何故か記憶に残る。そんな作品でした。
たまにはこんなまとまりのない雰囲気の映画もいいですね。
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