映画『トランスポーター』
今回は運び屋アクション映画『トランスポーター』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
評価★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★
アクション ★★★★
ヒロイン ★
作品キーワード
- アクション
- カーチェイス
- 仕事人
- シリーズ作品
- 裏社会
映画『トランスポーター』の基本データ
タイトル:『トランスポーター』
仏題:『Le Transporteur』
英題:『The Transporter』
監督:ルイ・レテリエ
コリー・ユン
脚本:リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
製作:リュック・ベッソン
スティーヴ・チャスマン
出演者:ジェイソン・ステイサム
スー・チー
公開:2002年
制作国:アメリカ
フランス
上映時間:93分
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参考記事
あらすじ「プロの運び屋、些細なアクシデントが予想外の大事件に」
運び屋「フランク・マーティン」は「契約厳守」「依頼者の名前は聞かない」「依頼品を開けない」といったルールを己に課し、依頼人からの信用を得ていた。
とある組織からの依頼を受け目的地へと車を走らせるフランクだったが、アクシデントにより依頼品を積んでいるトランクを開いてしまう。
そこで依頼品が生きている人間であることに気づき、「依頼品を開けない」というルールを心がけているフランクは……。
ココが見どころ
フランクの多彩なアクション
やはり「ジェイソン・ステイサム」が演じる主人公「フランク・マーティン」のカッコ良さが一番の見どころ。アクションシーンのキレがよく、キリッとした顔の切抜きはダサカッコ良かった。冒頭から小物らしい犯罪者を登場させることでフランクの仕事人としての在り方がわかるので、人物像も飲み込みやすい。
アクションシーンはカメラワークなどを工夫して如何にフランクをカッコ良く切り取るかに重点を置いています。1つの格闘アクションを終えたら一呼吸置いて次の動作に移っていくのでスピード感はあまりありませんが、流れは脳内で補完しやすいです。
油を使ったヌルヌルのアクションシーンは一見の価値あ……るのかな?
総評★★★「ヒロインの存在が「プラス」か「マイナス」か」
主人公のアクションシーンは良質。スピード感はあまりないので、期待していたものと異なる可能性もありますが十分以上の満足感は得られるクオリティを保っています。
評価の分水嶺はヒロイン「ライ」を受け入れられるかどうか。
まずイタリアを舞台にしたアクションで中国人役の彼女が絵に馴染まない。そして性格に魅力を感じず、行動に説得力もなく、意味もなくうるさく騒ぎ立てる。一応ストーリーの起点となる人物なのですが、中盤からは持て余している印象を受けます。
演じている女優の方の演技力はまったく問題なく、脚本やキャスティングなどの企画側に不満が残ってしまいました。ヒロイン役を不満なく受け入れられれば評価はもう少し上がるでしょう。
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