映画『ヴェノム』
今回はダークヒーロー映画『ヴェノム』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。
この作品は
「ダークヒーロー映画が好き」な方
にオススメです
この作品が含む要素やジャンル
・ダークヒーロー
・アクション
・地球外生命体
・不思議な友情
→似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています
ざっくり作品紹介
タイトル:『ヴェノム』
原題:『Venom』
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:ジェフ・ピンクナー
スコット・ローゼンバーグ
ケリー・マーセル
出演:トム・ハーディ
ミシェル・ウィリアムズ
リズ・アーメッド
スコット・ヘイズ
リード・スコット
ジェニー・スレイト
制作国:アメリカ
上映時間:112分
公開:2018年
ざっくりあらすじ
大企業である「ライフ財団」の黒い情報をつかんだジャーナリスト「エディ・ブロック」は真実を求めCEO「カールトン・ドレイク」に取材を試みる。しかし追及をかわされ、職と恋人を失ったエディは現実に打ちのめされてしまう。それから半年、とある出来事から再びライフ財団に近づくエディだったが、人体実験の現場で地球外生命体「シンジオート」に寄生されてしまい……。
ざっくり評価レビュー
★4 少し早足だけどダークヒーロー映画として文句なし
地球外生命体に寄生され一体化した主人公「ヴェノム」を描く、ダークヒーローアクション映画。
アクションは非常に爽快でしたヴェノムの生態がかなり特殊なので格闘シーンは何をしているのか結構わかりづらいですが、逆に迫力がでて見ごたえがありました。個人的にはカーアクションシーンがかなり爽快だったので、ぜひ観て頂きたい。
アクション作品としては順当以上に楽しめるクオリティで、ちょっとだけグロテスクなシーンがあることを許容できればオススメしやすく作品だと思います。
ストーリーもシンプルでわかりやすい。主人公「エディ・ブロック」は自分なりの正義感で行動するので、ほどほどに親しみをもてる主人公。ジャーナリストとしてお金よりも真実を求めた取材にトライすることで、社金的には不器用ですが、人情としては感情移入しやすい人物として描かれています。
ただエディとヴェノムの距離感のつめ方が想像以上に早く、どんどん親しくなっている光景はちょっと違和感が残りました。この距離感も作品の魅力の一つではありますが。
ストーリーの内容含め広く理解しやすい作品ですが、少しだけあるグロテスク要素と地球外生命体「シンビオート」の人間とは異なる価値観は人を選びそうです。「ダークヒーロー映画を観たいという方」には気楽にオススメです。
関連オススメタイトル
”地球外生命体”から『寄生獣』
マンガ原作の実写化映画『寄生獣』。人間とは異なる「寄生生物たちの価値観」が色濃く絵描かれています。主人公「新一」と、彼に寄生する地球外生命体「ミギー」との絆が泣ける。
監督ルーベン・フライシャーから『ゾンビランド』
ルーベン・フライシャーが監督を務めた作品からは、2010年公開のゾンビ映画『ゾンビランド』をチョイス。人類の大半がゾンビ化した終末世界で、青年が”生き残るための32のルール”を胸に自由な生活を送るコメディ作品です。イチオシ作品。
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人間の「潜在意識」や「夢」を深く掘り下げたSF映画『インセプション』。トム・ハーディは夢世界で変装のプロとして活動する「イームス」を演じています。
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