映画『青天の霹靂』あらすじ感想評価|オススメの感動映画

青天の霹靂 オススメ紹介

今回は映画『青天の霹靂』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『青天の霹靂』の基本データ

タイトル:『青天の霹靂』
監督:劇団ひとり
出演:大泉洋
   柴咲コウ
   劇団ひとり

原作小説


タイトル:『青天の霹靂』
レーベル:幻冬舎文庫
著者:劇団ひとり
 

あらすじ「青空から突如落ちた雷。目を覚ますとそこは昭和の世界」

立ち行かない人生に疲れていた売れないマジシャン「轟晴夫」。
ある日父の訃報が晴夫の元に届き、頭の中を様々な感情が飛びかい涙を流す。
そんな晴夫に突然雷が落ち……目覚めるとそこには40年前の光景が広がっていた。

視聴者・読者層キーワード

  • 人生
  • 過去
  • 昭和
  • 感動
  • 家族

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映画「サイドカーに犬」

昭和が大きなテーマの映画。
タイムリープはしませんが、こちらも独特な雰囲気があります。
大人がカッコイイ。

ココが見どころ

画面上は暗い色が多いですが、特別重いわけでもない独特な空気感があります。
シリアスに悩むシーンがあったと思えば、次の瞬間にはちょっとした仕草で笑わせてもくれる。
序盤を抜けるころには結末をある程度予想できますが、その頃にはこの空気感から離れられなくなってています。

監督のしてやったりな顔が浮かびそうな点だけが玉に瑕。

総評★★★★★「独特の空気で語られるシリアスと笑い」

導入の独特な語り口で気をひかれ、そこから淡々と主人公の生き様が示される。
それなりにハードな背景をもつ主人公だが、考え方や不器用な行動は現実味があり、妙に見栄をはるところも親近感がわく。
そんなしんみりした空気の中でクスリと笑わせるのはズルい。

キャスト陣の力もすさまじく、「生きる」というあいまいで使い古されたテーマを深く力強く表現しきってくれました。

称賛できるシーンはたくさんありますが、とくに手品のシーンは素直に拍手。気が利いたアイデアもおもしろかった。
…………手品の練習がんばったんだろうな……。

とくに欠点らしい欠点も見当たらず、文句なしの★5。
男女を選ばず楽しめるところも嬉しいですね。

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