映画『トランス・ワールド』
今回は映画『トランス・ワールド』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『トランス・ワールド』の基本データ
あらすじ
車のトラブルにより遭難してしまった「サマンサ」は、戻ってこない夫を探し森の中をさまよっていた。林をかき分け1件小屋を見つけたサマンサは、同じような事情で遭難していた青年「トム」と出会う。トゲのある態度が目立つ女性「ジョディ」も加わり、助かるために協力しあう三人だったが、やがて自分たちを取り巻く環境が異質だと気づいていく。森の中に隠された真実を見つけ、彼女たちは無事に脱出することはできるのか。
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- SF
- ミステリー
- サスペンス
- 感動
タイトル:『トランス・ワールド』
原題:『ENTER NOWHERE』
監督:ジャック・ヘラー
製作:ジャック・ヘラー
ダラス・ソニアー
製作総指揮:ジェイソン・ドラン
ショーン・クリステンセン
脚本:ショーン・クリステンセン
ジェイソン・ドラン
出演:サラ・パクストン
スコット・イーストウッド
キャサリン・ウォーターストーン
ショーン・サイポス
クリストファー・デナム
制作国:アメリカ
上映時間:90分
公開:2011年
関連オススメタイトル
小説から『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をチョイス。
毛色は少し違いますが、ストーリーの読後感が似ている気がします。同じような観点から『ツナグ』もオススメ。
総評★★★★
正直視聴前はそこまで期待値は高くありませんでしたが、予想以上に楽しめました。
遭難した先は不思議空間だった人間ドラマありのSF映画。ネタバレになってしまうため深く追及はしませんが、人間ドラマが非常に魅力的。低予算なせいか画面の代わり映えはほとんどありませんが、設定の強さで90分の尺を十分に埋めてくれました。
SF要素は難しくなく、伏線も程よく分かりやすいのでライトに楽しめます。序盤に感じるキャラクターに対するストレスも自然と解きほぐされていくので、不思議な達成感もありました。
映画として物足りない部分はありますが90分という短い尺も考慮すると、SFライト層をはじめオススメしやすい作品だと思います。
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