映画『ANNA アナ』
今回は女性エージェントが活躍するアクション映画『ANNA アナ』を紹介。
あらすじや基本データ、ジャンル・傾向から見た関連作品をまとめました。(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『ANNA アナ』のざっくりレビュー
タイトル:『ANNA アナ』
原題:『Anna』
監督・脚本:リュック・ベッソン
製作:マーク・シュミューガー
リュック・ベッソン
撮影:ティエリー・アルボガスト
美術:ユーグ・ティサンディエ
衣装:オリビエ・ベリオ
編集:ジュリアン・レイ
音楽:エリック・セラ
出演:サッシャ・ルス
ヘレン・ミレン
ルーク・エヴァンス
キリアン・マーフィ
レラ・アボヴァ
アレクサンドル・ペトロフ
制作国:フランス
アメリカ
上映時間:119分
公開:2020年
こんな作風・キーワードが好きな方にオススメ!!
- アクション
- 女性主人公
- エージェント
ざっくりあらすじ
スカウトから瞬く間にトップモデルへ昇り詰めた美女「アナ」。しかし彼女はモデルとは別の裏の顔をもっていた。徐々に明らかにされていく彼女の悲惨な過去。果たして彼女の目的とは……。
ざっくりレビュー ★4
女性主人公によるアイデア豊富なエージェントアクション映画。各キャラクターの個性が色濃く描かれ、悲惨な過去をもつ主人公「アナ」は一際感情移入しやすい人物になっています。生々しい肉感表現が多いところもリアル感が強調されて、ストーリーに没入しやすかったです。
肝心のアクション部分もおおむね良好。お決まり組手のようなズレも見受けられましたが、アイデアは非常に豊富です。単なる格闘アクションにはおさまらない女性エージェントならではの臨機応変な動きもカッコイイ。
時間軸が前後したり人間模様が複雑だったりとわかりにくい要素は多いのに、不思議と理解に困る場面はありませんでした。構成が丁寧だったのもありますが、なにより主人公の軸がブレなかった点が大きい。「女性エージェント」の「アクション」ものとして、確かな個性を最大限にもった良作でした。
関連オススメタイトル
制作陣・出演者からチョイス
監督リュック・ベッソンから映画「アンジェラ」をチョイス。女性主人公の作品が多いですが、この作品では男性の魅力も光ります。
主演サッシャ・ルスからは『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』。監督も同じリュック・ベッソンが務めています。
『クィーン』で主演をつとめたヘレン・ミレンも、今作の強者感がすさまじかったです。
参考記事
ジャンル・作品傾向からチョイス
女性アクションから2018年公開の『ライリー・ノース 復讐の女神』。
2011年公開の映画『ハンナ』も作品傾向が似ているので、この作品が好みならオススメです。
メディアやジャンル・メインターゲット層は違いますが、女性が活躍する作品としてファンタジー小説「魔導具師ダリヤはうつむかない」もオススメしたい。
リン
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