マンガ『据次タカシの憂鬱』|評価感想|ギャグ好きな方にオススメ

オススメ紹介

今回はマンガ『据次タカシの憂鬱を紹介。
あらすじ、感想、どんな方にオススメなのかをまとめていきます(核心部分を触らない程度のネタバレは含みます)。

オススメ度★★★
 キャラクター ★★★★★
 ストーリー  ★★★
 設定     ★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ
・ギャグ
・四コマ
・美少女
・勘違い
・お仕事

『据次タカシの憂鬱』の基本データ

タイトル:『据次タカシの憂鬱』
作者:あどべんちゃら
出版社:芳文社
発表期間:2007年1月24日~2014年1月24日
     全6巻

あらすじ「元ひきこもりのオタクが過大評価されていくギャグ4コマ」

大学受験失敗から2年ひきこもりをしていた主人公「据次タカシ」
ついに母親から仕事を探せとブチ切れられ、嫌々ながらファミレスのアルバイトの面接に向かうと何故か合格してしまう。
たくさんの美少女に囲まれた羨ましい職場と思いきや、そこには度重なる過大評価に胃を痛める日々が待っていた。

感想・評価

キャラクター★★★★★

美少女キャラを全力で押していくかと思いきや、主人公「据次タカシ」のキャラが強い。
マンガやゲームが好きで性格は内気という典型的なオタク気質だが、割と仕事に対するスペックが高かったりする。
作中では二次元趣味で培った能力で何故か泣きを見たり、学生時代のトラウマが噴き出したりするなど、オチ要員として血を見ることもしばしば。
美少女に囲まれて羨ましい状況と思われそうだが、所々見せる内面の闇が、視聴者のあこがれと適切な距離感を保っている稀有な主人公である。

とはいえ女性キャラたちも十分以上に個性が強く、

・金髪ツインテール店長(低身長)
・裏表アリの腕っぷし副店長
・男性恐怖症の控えめ黒髪娘
・活発系巨乳ボクっ娘
・特殊能力もちのクール娘
とバラエティ豊か。特にテコ入れされたらしい後半ではお色気シーンが多くなったり、絵がキレイになった気がする(作画に慣れただけかもしれないが)。

その他濃すぎるキャラクターが随時追加されることで、場が混乱、もとい面白くなっていく。

ストーリー★★★

主人公に対する過大評価を基礎とする勘違いギャグが秀逸。
作業のミスやサボりなどを何故か好意的に解釈され、主人公の心証が良くなったり昇進したりする。
ときおり見せる主人公のスペックの高さや、過去の闇が良い意味でアクセント。
四コマ漫画らしく深い複線はなく、エピソードが独立しておりテンポ良く読みやすい。

後半部分では段々と恋愛要素が強くなっていき話としては綺麗にまとまっているが、読み味は前半部分と変わるため、この辺りの良し悪しは人を選ぶ。

設定★★★

現代日本のファミレスの一風景が基盤となっている、はずなのだが、数名明らかに異質な特殊能力を扱うキャラクターがいる。
とはいえメインストーリーには関わりが薄いため、物語を飽きさせずに進行してくれる。
ある意味世界観をぶち壊しているが、ギャグマンガならではの表現なのでそこまで気になるものではない。

オススメ度★★★「ギャグ四コマとして読みやすく秀逸な一作」

個人的な好みではもう一つ★を増やしたいが、オススメの観点から言えばこの評価になる。

ギャグを武器にする以上、オチとして絵を崩す場面も多く、その辺りでどうしても絵の好みは分かれてしまう。
特に序盤は主人公の吐血シーン多く、若干絵面のクセが強いか。
後半はテコ入れの成果か美少女のお色気シーンを押し出しているので、絵面は比較的クリーン。

「ギャグマンガ」が好きな方なら最初から入りやすくオススメしやすい。
逆に「単純に美少女を愛でるマンガが観たい」と期待して読み始める方は、最初の巻で挫折しやすいかもしれない。

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