映画『キャッシュトラック』
今回はクライムアクション映画『キャッシュトラック』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
ジャンルや傾向から見た関連作品もまとめていますので、興味のあるタイトルはぜひご覧になってください。
映画『キャッシュトラック』のざっくりレビュー
タイトル:『キャッシュトラック』
原題:『Wrath of Man』
監督:ガイ・リッチー
原案:ニコラ・ブークリエフ
エリック・ベナール
脚本:ガイ・リッチー
マーン・デイヴィス
アイヴァン・アトキンソン
出演:ジェイソン・ステイサム
スコット・イーストウッド
ホルト・マッキャラニー
ニアフ・アルガー
ラズ・アロンソ
ジェフリー・ドノヴァン
アレックス・ファーンズ
ジョシュ・ハートネット
バブス・オルサンモクン
リン・レネー
制作国:アメリカ
上映時間:119分
公開:2021年
ざっくりキーワード
- クライム
- アクション
- 裏社会
ざっくりあらすじ
現金輸送車警備の新人として雇われた男「パトリック・ヒル」。入社早々に強盗から襲われるパトリックだったが、卓越した戦闘技術により軽々と窮地を乗り切ってしまう。果たしてこの男の正体とは……?
ざっくりレビュー ★4
珍しい構成のクライムアクション。主演「ジェイソン・ステイサム」演じるアクションは安定していて、とくに不満なし。ミステリアスな背景を活かした人物像も魅力的で、視聴者の想像力にまかせた演出を見せたり、不明瞭な点を時間をかけて描写したりとさじ加減を丁寧に調整してくれています。
映画の宣伝にあるとおり「英雄か悪投か」というの対比も本作の見どころ。善悪を語りだすと理屈っぽくなるのは定番ですが、クライムアクションらしく行動で消化してくれた点は高評価。クライマックスは賛否あると思いますが、映像作品としてのこだわりを感じました。
ガバガバセキュリティといった、都合のよい設定もエンターテインメントとして許容できる範囲です。ちょっとした変化球もありますが、「クライムアクション」というジャンルにぴったりの内容なので、事前の期待を大きく裏切ることはないでしょう。
関連オススメタイトル
監督・キャストから
監督「ガイ・リッチー」と「ジェイソン・ステイサム」のタッグから2005年公開の映画『リボルバー』。他には『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』があり、本作『キャッシュトラック』が4度目のタッグ作品になります。
「クライム」「アクション」ジャンルから
影のあるアクションテイストから『Mr.ノーバディ』。特徴的なアクションとともに、裏社会を生きた男を描く『ジョン・ウィック』。ちょっと変化球の脱出もの『大脱出』もオススメです。
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