今回は映画『ジョン・ウィック』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『ジョン・ウィック』の基本データ
タイトル:『ジョン・ウィック』
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス
ウィレム・デフォー
ジョン・レグイザモ
発表:2014年
あらすじ「引退した伝説の殺し屋。愚か者は逆鱗に触れる」
表舞台から去った伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」は妻を病で失くし、悲嘆に暮れていた。
生きる希望を見出せずいたジョン。
そんな彼のもとに、妻の想いとともに仔犬の届けられ、再び心に希望の火が燃え始めた。
しかし新しい希望を見つけたジョンの身に、ある不運が訪れる。
オススメ視聴者層
- 「殺し屋映画」好き
- 「アクション」好き
勝手に関連オススメタイトル
映画「メカニック」
クオリティ高めの殺し屋映画。
映画「リベリオン」
アクションシーンが魅力的。
小説「グラスホッパー」
個性豊かなキャラクターが登場する、読みやすい「殺し屋」小説。
ココが見どころ
模範的なアクションシーン
全体的に十分な迫力がある絵が揃っており、銃をつかった格闘からカーアクションもこなす。
ある意味アクション洋画の教科書のような作品。
迫力もそこそこあり、演者の底力を見せられる。
しかしアクション映画が多く出回っている昨今では、どこか迫力が物足りない。
因縁の相手と対峙する際にも対応が淡泊過ぎて、復讐劇として観るとサッパリし過ぎる。
アクション映画には珍しい感覚
全体的に殺伐とした光景なのに、「犬」の存在でどこかほっこりした後味を感じる作品。
あまり本格的なアクション映画にはない感覚で、他の作品と区別できる大きな特徴です。
愛犬家は共感しやすいけど……展開的には観ないほうがいいかも?
総評★★★「模範的なアクション映画だけど、期待はほどほどに」
伝説殺し屋の無双作品かと思いきや、苦戦したり、どこか人間臭さの残るアクション映画。
アクションシーンは突き抜けたところはなく、模範的なレベルでまとまっている。
全体的に一定の評価基準には達するものの、イマイチ物足りないというのが正直なところ。
悪くもなく良くもなく、普通に楽しめる。
期待値高めで観ると少し肩透かしをくらうかも。そんな作品。
コメント