映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
今回は実写化映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
『かぐや様は告らせたい』の基本データ
評価★
キャラクター ★★
ストーリー ★★
設定 ★★
ギャグ・コメディ ★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- 恋愛
- 実写化作品
- マンガ原作
タイトル:『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
監督:河合勇人
原作:赤坂アカ
脚本:徳永友一
出演:平野紫耀
橋本環奈
佐野勇斗
池間夏海
浅川梨奈
堀田真由
ゆうたろう
佐藤二朗
古賀葵
高嶋政宏
制作国:日本
上映時間:113分
公開:2019年
関連オススメタイトル
実写化映画からチョイス。こちらの原作は小説ですが、メディアミックスって難しい。
赤坂アカ先生のコミックス作品(原作者は違います)。原作小説も好き。
あらすじ「恋愛頭脳戦の決着は」
将来を嘱望されるエリートたちが集まる私立秀知院学園の生徒会会長「白銀御行」。文武両道で大財閥の娘で副会長を務める「四宮かぐや」。二人はお互いに好意をもちながらも持ち前のプライドのせいで関係が遅々として発展することはなかった。
「告白したら敗け」
自分は告白せず、相手に告白させるという高度な熾烈な恋愛頭脳戦が繰り広げられる。果たしてその勝敗の行方は……。
ココが見どころ
GOOD
- 原作はおもしろい
- 一部キャストの熱演
BAD
- 追加ギャグ要素がことごとく寒い(ナレーション出演など)
- 心の声が多くテンポ悪
- 原作・アニメファンが悲しくなる
- etc……
総評★「だだ滑りした画面が延々と続く」
結論としてはつまらない作品でした。
観客を満足させるおもしろい作品を作るより、単純な集客目的で作られたとしか見えない作品。実写化作品にありがちな傾向ですが、観ていて悲しくなる。せめてミュージカルの舞台でやってほしい。
原作要素抜きでは「シンプルに寒くてつまらない作品」です。心の声を入れ込んだせいでテンポが非常に悪く、ギャグ要素も滑り過ぎ。説明のくどいシーンが多いせいか、どの役もキャストが最後まで馴染むことはありませんでした(ごく一部除いて)。演技力というより見せ方が悪い。
原作込みの話だと、途中までは原作要素を割と吸収していたので「シンプルに寒くてつまらない作品だけど、原作愛はあるかもしれない」という印象でしたが、油断した頃合いにしっかりと原作ファンのハートを壊しにかかってきます。
本当に話題性のあるタイトルに売り出したいor売れているタレントをねじこんだだけなのか。この作品に限らず、原作マンガから映像化する意味を今一度考えてほしい。
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