映画『オブリビオン』
評価★★★★
キャラクター ★★★
ストーリー ★★★★
アクション ★★★★
SF設定 ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- SF
- 近未来
- アドベンチャー
- アクション
- 世界の終末
映画『オブリビオン』の基本データ
タイトル:『オブリビオン』
原題:『Oblivion』
監督:ジョセフ・コジンスキー
製作:ピーター・チャーニン
ディラン・クラーク
ダンカン・ヘンダーソン
ジョセフ・コジンスキー
製作総指揮:デイブ・モリソン
ジェシー・バーガー
原作:ジョセフ・コジンスキー
脚本:ジョセフ・コジンスキー
ウィリアム・モナハン
カール・ガイダシェク
マイケル・アーント
撮影:クラウディオ・ミランダ
美術:ダーレン・ギルフォード
衣装:マーリーン・スチュワート
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:アンソニー・ゴンザレス
ジョセフ・トラパニーズ
出演:トム・クルーズ
モーガン・フリーマン
オルガ・キュリレンコ
アンドレア・ライズボロー
ニコライ・コスター=ワルドウ
メリッサ・レオ
ゾーイ・ベル
アビゲール・ロー
イザベル・ロー
制作国:アメリカ
上映時間:124分
公開:2013年
関連オススメタイトル
「SF」「アクション」、そして同じ主演と、何かと共通点のある作品。設定の深さよりもワンアイデアが光る作品ですね。
「SF」要素からチョイス。見応えは違いますが、SFが好きな方にはぜひオススメしたい一作。
あらすじ「異星人との戦いの末に、荒廃した地球で」
異星人との戦いに勝利するも地上は荒れ果て、多くの人類は遠い惑星に移住していた近未来。地球に残り同僚と二人で異星人「スカヴ」の監視任務についていた「ジャック・ハーパー」は、ある日墜落した宇宙船から生存者を発見。救出した女性「ジュリア」がもたらしたある情報を皮きりに、ジャックの止まっていた時間が動き出す。
次々に明らかになる現実を前に、ジャックはだれを信じ、なにを選択するのか。
ココが見どころ
徐々に馴染んでくるSF要素
常に不安の種を視聴者に含ませる演出は、SF映画好きには大好物。誰を信じるのか、どれを疑うのか、視聴者は常に疑心暗鬼になりながら2時間を過ごすことになります。設定は凝っていますが、ストーリーの主軸はブレがなく非常に観やすいです。そのうえで考察の余地も残してくれているので、ライト層からヘビー層まで受け入れやすい作品になっています。
主要素ではありませんが、戦闘シーンには多彩なカメラワークを駆使したアクションが詰め込まれている点もライト層には嬉しい。
ハイクオリティの映像技術
広大な世界観を示すワンカットから、戦闘機やドローンのチェイスシーンまでその映像技術の高さを見せてくれます。終末を感じさせながら美しさも備えた地球の風景は圧巻。2時間の上映時間でもしつこさを感じる表現はなく、自然と世界観を馴染ませてくれる演出は最後まで丁寧でストレスがありません。無粋なこと言うと、かなりお金かかってそうですね
総評★★★★「ライト層でも雰囲気で楽しめるSF」
名前通りとは恐れ入ったとばかりにピッタリのタイトル『オブリビオン』。さまざまな要素が詰め込まれていますが、メインジャンルはやはり「SF」。SFを楽しめなければ高評価は難しそうですが、「頭を使わなくてもなんとなくストーリーを理解できる」くらいのライトな楽しみ方はできます。考察好きにはツッコミがあるかもしれませんが、それも含めてSF映画の楽しみなので「ライト層・ヘビー層問わず受けやすいSF映画」という評価で良いのではないでしょうか。
トム・クルーズ主演の映画ですが、凝ったSF設定で人物よりストーリーに集中しやすいところも個人的には高評価です。最後の終わり方は賛否ありそうですが個人的には……ハイ(笑)
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