【ざっくり映画レビュー】『ソルト』あらすじ感想評価

映画_ソルト オススメ紹介

映画『ソルト』

今回は映画『ソルト』をざっくりと紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

映画『ソルト』の基本データ

あらすじ

CIA職員として働いていた「イヴリン・ソルト」は、ロシアからの亡命者「オルロフ」の告白により、ロシア大統領暗殺計画に加担するスパイの疑いが持ち上がる。突如もたらされた状況から夫に電話するソルトだったが連絡がつかず、その間に隙をついたオルロフは尋問から逃亡してしまう。ソルトはスパイ容疑をかけられながらも、夫の安否を確認するためCIAから逃走を図るのだが……。

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • スパイ
  • アクション
  • サスペンス

タイトル:『ソルト』
原題:『salt』
監督:フィリップ・ノイス
製作:ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
   サニル・パーカシュ
製作総指揮:リック・キドニー
      マーク・バーラディアン
      ライアン・カバナー
脚本:カート・ウィマー
撮影:ロバート・エルスウィット
美術:スコット・チャンブリス
編集:スチュアート・ベアード
   ジョン・ギルロイ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:アンジェリーナ・ジョリー
   リーヴ・シュレイバー
   キウェテル・イジョフォー
   ダニエル・オルブリフスキー
   アウグスト・ディール
   ダニエル・ピアース
   ハント・ブロック
   アンドレ・ブラウアー
   オレク・クルパ
   カシディ・ヒンクル
制作国:アメリカ
上映時間:100分
公開:2010年

関連オススメタイトル

女性主人公のアクション映画『ライリー・ノース』からチョイス。

総評★★★

ジャンルは「スパイアクション」になると思いますが、複雑な状況をハラハラしながら追っていくサスペンス要素も含んだ2010年公開の映画。少しずつ明かされていく情報と、二転三転していく状況を追っていくのに精一杯で先が予測できません。展開が早すぎるわけではなく、視聴者がついていけるスピードに上手く調整してくれていました。

主人公「ソルト」を取り巻く複雑なシチュエーションを追っていく形にはなりますが、終わってみればストーリーはすんなり飲み込めていてビックリ。アメリカ、ロシア、北朝鮮といったお国事情に「スパイ」というジャンルを合わせる以上、ドロドロの心理戦が予想できますが、思いの外サクッと観られました。ロボットのような表情に感情をにじませる「アンジェリーナ・ジョリー」の演技力の賜物かもしれませんね。

国際色の強いテーマではありますが、作品の魅力は主人公「ソルト」のみせる表情に集約されているので、あまり肩肘張らずに観ると良いでしょう。印象に残るアクションシーンがある点も強いですね。

二転三転するストーリーを、割とすんなり飲み込めるスパイアクション映画「ソルト」。2010年か……。

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