映画『ダークナイト ライジング』
今回はダークヒーロー映画『ダークナイト ライジング』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
評価★★★★★
キャラクター ★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
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映画『ダークナイト ライジング』の基本データ
タイトル:『ダークナイト ライジング』
原題:『The Dark Knight Rises』
監督:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
チャールズ・ローベン
製作総指揮:ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
ケビン・デラノイ
トーマス・タル
キャラクター創造:ボブ・ケイン
原案:クリストファー・ノーラン
デビッド・S・ゴイヤー
脚本:ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
美術:ネイサン・クロウリー
ケビン・カバナー
衣装:リンディ・ヘミング
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
視覚効果監修:ポール・フランクリン
特殊効果監修:クリス・コーボールド
出演:クリスチャン・ベール
マイケル・ケイン
ゲイリー・オールドマン
アン・ハサウェイ
トム・ハーディ
マリオン・コティヤール
ジョセフ・ゴードン=レビット
モーガン・フリーマン
マシュー・モディーン
ベン・メンデルソーン
バーン・ゴーマン
アロン・モニ・アブトゥブール
ジュノー・テンプル
ダニエル・サンジャタ
クリス・エリス
トム・コンティ
ネスター・カーボネル
ブレット・カレン
エイダン・ギレン
リーアム・ニーソン
ジョシュ・ペンス
キリアン・マーフィ
ジョーイ・キング
制作国:アメリカ
イギリス
上映時間:165分
公開:2012年
前作:『ダークナイト』
関連オススメタイトル
「ヒーロー」からチョイス。価値観や能力が異なる二人が織り成すヒーロー映画です。視聴後の感想戦が盛り上がるので、友人を誘って観るとよいかも。
本作の登場キャラクター「キャットウーマン」関連からチョイス。
あらすじ「バットマンが消えた平和な街に黒い影が忍び寄る」
「ハービー・デント」の死をきっかけに制定された「デント法」により犯罪組織が排除され、平和な日常を手に入れたゴッサムシティ。「バットマン」が必要とされていない世の中を望んでいたはずの「ブルース・ウェイン」だったが、犯罪者への怒りのやり場をなくし鬱屈とした生活を送っていた。
そんな彼のもとに市警本部長「ジム・ゴードン」の重症の報せとともに、犯罪者の新たな動きが伝えられる。
長い戦いにより傷ついた体で再びスーツをまとい戦場へ向かうブルース。死に進んでいくような主人の行動に、執事「アルフレッド」はある決断をする。
彼らの思いを他所に、ゴッサムシティは再び深い闇へと沈み込んでいくのだった。
ココが見どころ
嘘と真実のストーリーが露呈していく
とうとう平和な日常を手に入れたと思われたゴッサムシティが「すべて嘘」と言わんばかりに怒涛の崩壊を招いていきます。やっぱりゴッサムシティって……。
ミステリのような推理要素はありませんが、ストーリーにおいて嘘と真実が重要なファクターとなっています。クライマックスに向けて答えが並んでいく光景は、ダークナイト・トリロジー三部作の締めにふさわしい。
最悪を更新していく敵の陰謀
前作『ダークナイト』で「ジョーカー」が見せた悪行も大規模でしたが、今作の事件の規模をそれを更新するほどの凶悪性に満ちたものとなりました。新キャラクター「ペイン」もジョーカーとはベクトルの違った強者ムーブでバットマンを追い詰めていきます。
ヒーローが丁寧に外堀を埋められていく絶望感をぜひ味わってください。
既存キャラクターの変化と、新キャラクターの新しい風
三作目とあって執事の「アルフレッド」をはじめ、馴染みのキャラクターたちの変化や内面が滲みでてきます。猫の異名をもつ「セリーナ・カイル」や若手警察官「ジョン・ブレイク」の登場もあり、新しい風を入れながら既存のキャラクターを蔑ろにしないストーリーは好感をもてます。
とくに絶対的な信頼をもつ「アルフレッド」の行動は、本シリーズ通しての魅力として欠かせません。
総評★★★★★「最後の最後までバットマンを追求した良作」
前作の「ジョーカー」があまりにも奇抜な存在感を放ったため、若干不安があったシリーズ第
三作目。味の違う敵キャラクターを巧みに展開させたストーリーにより不安をしっかり裏切り、個人的な評価は文句なしの★5とさせて頂きました。
「ゴードン」の手紙などご都合主義な展開もありましたが、エンターテイメント作品として特別気にかけるレベルのものではないかな?と思います。演出やトリックもバットマンの売りですし。
2.5時間ほどの上映時間から視聴者へストレスをかける時間も必然長くなりますが、三部作のクライマックスとして納得できるクオリティのものが用意されています。未試聴の方はぜひ期待してご覧ください。
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