映画『バイオハザード ディジェネレーション』あらすじ感想評価

バイオハザードde アニメ

映画『バイオハザード ディジェネレーション』

今回は映画『バイオハザード ディジェネレーション』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

映画『バイオハザード ディジェネレーション』の基本データ

タイトル:『バイオハザード ディジェネレーション』
監督:神谷誠
脚本:菅正太郎
原作:カプコン
製作:小林裕幸
製作総指揮:辻本春弘
出演:山野井仁
   甲斐田裕子
   矢島晶子
   安藤麻吹
   竹田雅則
   広瀬正志
   江原正士
   小山力也
公開:2008年
上映時間:96分
制作国:日本

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  • ゾンビ
  • サバイバル
  • アクション
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あらすじ「ラクーンシティの忌まわしい事件から7年後」

ラクーンシティでアンブレラ社が起こした忌まわしい事件から7年。アンブレラ社の開発した「T-ウイルス」はテロリストたちの手に渡り、時代はウイルスの恐怖と戦う日々へと移り変わっていた。バイオテロ撲滅のために動いていた「クレア」はハーバードヴィル空港でゾンビの襲撃に遭ってしまい、空港からの脱出が困難になってしまう。7人の生存者と空港に立てこもるクレアだったが、そこに同じラクーンシティからの生還者である「レオン」が現れ、彼女たちは同じ戦場を駆けまわることになる。

ココが見どころ

短い時間でライトに見応えのある『バイオハザード』

初期の『バイオハザード』らしさが忠実に表現されたストーリーが、やはりおもしろい。物語の時系列はラクーンシティで起きた大事件の少し後。ラクーンシティから遠く離れた空港から物語が始まります。ニュースを通して世界情勢を説明してくれるので、『バイオハザード』シリーズを始めてみる方でもストーリーに入りやすいです。もちろんラクーンシティの事件をご存知の方ならすぐに状況が飲み込めるでしょう。

くせのあるキャラクターの特徴もしっかり語ってくれて、視聴者からの好感度を巧みに操ってきます。短時間で好感度が急上昇・急降下するため、90分ほどの上映時間でもキャラクターそれぞれの立ち位置がわかりやすかったです。ストーリーとしては込み入った内容なのに、視聴後の気分は非常にライトでした。

総評★★★★「一番キレイかもしれない『バイオハザード』シリーズ」

この作品単体でも十分視聴できるクオリティ。ストーリーをしっかりと楽しみたいなら『バイオハザード』のゲームをプレイするか、実写の『バイオハザード』を観ておくと良いでしょう。

『バイオハザード』シリーズに期待するゾンビアクションはもちろん、ストーリーの重厚さ、キャラクターの魅力なども兼ね備えています。90分ほどの短い上映時間に詰め込まれたにしてはかなり満足感のある内容でありながら、スッキリとした内容なのも嬉しいですね。もちろん『バイオハザード』映画らしく、続きを匂わせるまとめ方ではありますが。

映像作品として過不足ない満足感があるため評価は★4。『バイオハザード』映画に慣れてしまったせいか分かりませんが、強いインパクトのある目玉シーンを見つけられず、評価が伸び悩みました。しかし総合的な評価すると、『バイオハザード』シリーズの中で一番スッキリ観られる作品かもしれません。

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