映画『ブレイド3』
今回はダークアクション映画『ブレイド3』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)
『3』は『トリニティ』と読むようですね。
評価★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- アクション
- 吸血鬼
- ダーク
- 裏社会
- シリーズ作品
映画『ブレイド3』の基本データ
タイトル:『ブレイド3』
原題:『Blade:Trinity』
監督:デビッド・S・ゴイヤー
脚本:デビッド・S・ゴイヤー
エグゼクティブプロデューサー:トビー・エメリッヒ
スタン・リー
アビ・アラド
製作:ピーター・フランクフルト
ウェズリー・スナイプス
デビッド・S・ゴイヤー
リン・ハリス
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
美術:クリス・ゴラック
音楽:ラミン・ジャワディ
RZA
編集:ハワード・イー・スミス
コンラッド・スマート
衣装デザイン:ローラ・ジーン・シャノン
出演:ウェズリー・スナイプス
クリス・クリストファーソン
ジェシカ・ビール
ライアン・レイノルズ
パーカー・ポージー
ドミニク・パーセル
ナターシャ・リオン
ジョン・マイケル・ヒギンズ
ジェームズ・レマー
制作国:アメリカ
上映時間:114分
公開:2004年
前作『ブレイド2』
参考
関連オススメタイトル
キーワード「吸血鬼」からチョイス。世界観もかなりダークです。
ダークな世界観やスタイリッシュアクションからチョイス。
あらすじ「襲いかかるヴァンパイアの始祖『ドレイク』」
ヴァンパイアと人間の混血であるブレイドは、社会に溶け込み人間を害するヴァンパイアを狩り続けていた。新たな仲間「スカッド」の協力のもとヴァンパイアの潜伏先を強襲すると、そこにはかつて死んだはずの仲間「ウィスラー」が囚われていた。どこか様子のおかしいウィスラーを気にかける一行のもとに、突如ヴァンパイアが来訪。新たな敵「リーパーズ」の存在が告げられるとともに、共闘を呼びかけられたブレイドは……。
ココが見どころ
期待通りのアクションシーン
シリーズ三作目となりましたが、ファンの期待を裏切らないアクションシーンをしっかりとパワーアップさせてくれていました。剣にこだわり過ぎず、重いパワフルな動きと軽やかに動き回るアクションシーンはまさしくファンの求めていたもの。新しいキャラクターも登場し、人間ドラマ部分はブレイドではなく主に彼らが担当。
敵役は古代から蘇ったという設定だけで強そうな、ヴァンパイアの始祖「ドレイク」。今まではブレイドの個性であった「デイウォーカー(日の下でも活動できるヴァンパイア)」を、敵勢力も備えています。「デイウォーカー」のような特異性がシリーズを追って消えていくのは、映画『バイオハザード』シリーズのアリスみたいですね。
総評★★★「ファンも納得の、締めとなるシリーズ第三作目」
今回の敵は古代から蘇ったヴァンパイアの始祖「ドレイク」と明確に設定されています。一見「強大な力をもつボスキャラに挑む」という構図に見えるのですが、ドレイクと初めて対峙するシーンでものスゴイ勢いで彼が逃げ出すため「強キャラ」というイメージは定着しませんでした。「力の底が見えない不気味さ」みたいなものは匂わせますが、圧倒的な力でまったくブレイドが太刀打ちできないという風には受け取れませんね。その辺りの「強者ムーブ」がなかった点は少し残念でした。
ただアクション作品としての見応えは着実にパワーアップしていますし、勢力図をより明確にすることでストーリー部分も強化されています。シリーズ三作目の最終作として、ファンがしっかりと納得できる内容でした。
コメント