映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』あらすじ感想評価

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映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

今回は映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分に触れない程度のネタバレを含みます)

評価★★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★★
 アクション   ★★★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • スパイ
  • アクション
  • 魅力的な主人公
  • シリーズ作品

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の基本データ

タイトル:『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
原題:『Mission: Impossible- Rogue Nation』
監督:クリストファー・マッカリー
原作『スパイ大作戦』ブルース・ゲラー
脚本:クリストファー・マッカリー
原案:クリストファー・マッカリー
   ドリュー・ピアース
出演:トム・クルーズ
   ジェレミー・レナー
   サイモン・ペッグ
   レベッカ・ファーガソン
   ヴィング・レイムス
   ショーン・ハリス
   アレック・ボールドウィン
公開:2015年
制作国:アメリカ
上映時間:131分

前作:『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

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あらすじ「無実の罪を着せられ、追い詰められるイーサン」

謎の犯罪組織「シンジケート」を追っていた「イーサン・ハント」は敵の罠にはまり拘束されてしまう。苛烈な拷問を受けるイーサンを謎の美女「イルサ」が手引きし、なんとか脱出に成功。助力を求めて所属するIMF(Impossible Mission Force)とコンタクトを取るイーサンだったが、IMFは解体の危機を迎え、イーサンは反逆の罪により国際指名手配されていた。

追い詰められたイーサンは逆転を狙い「シンジケート」の闇へと迫っていく。

ココが見どころ

敵対組織の不気味さ

手の内を見せず巨大な陰謀を裏から操り、イーサンを追い詰めていく今作の敵「シンジケート」。シンジケートのボス「ソロモン・レーン」も強大な力を振り回すのではなく、すべての人物を糸で操るような不気味な立ち振る舞いを見せます。強い敵役は作品の大きな魅力になりますが、常に水面下で動くため、人物よりも組織としての強さが目を惹きますね。

前作とは異なるアクションの質

前作のアクションを「手に汗握る」と評するのなら、今作は「呼吸を忘れる」ような質のアクションでした。すさまじい緊張感で視聴者が画面から目を離すことを許しません。ちょっぴりダサいイーサンの姿や、よりフォーカスされたメンバーの心情を交えることで、緊張の波をコントロールしてくれます。巨大な敵組織にためられた序盤のストレスも後半でしっかり解消してくれるので、アクションに期待する爽快感も完備した内容でした。

総評★★★★「少しだけ味変をしたシリーズ5作目」

敵対組織の不気味さと共に、イーサンを含めたメンバーの内面をより深く掘り下げてくれたシリーズ5作目。シリーズを追ってきた方には満足しやすい内容ですが、初見の方は流石わかりづらいので、1作目から観て頂きたい。
感想として一番大きいのは「アクション映画を観た」ではなく、「スパイアクションを観た」という実感が大きいこと。クライマックスの画の派手さには控えめなので、人によっては爽快感はマチマチかも。シリーズを追ってきた人には「スパイアクション」として定着しているので、大きく期待を裏切ることはないでしょう。
また今後の展開を見据えてるのか、登場人物の取り扱いにも気を付けているように感じます。長いシリーズになり飽きさせない工夫も凝らされ、後のシリーズの展開によっては転換点となる作品かもしれません。

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