映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』あらすじ感想評価|実話映画

オススメ紹介

今回は映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『バリー・シール/アメリカをはめた男』の基本データ

タイトル:『バリー・シール/アメリカをはめた男』
監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ
   ドーナル・グリーソン
   サラ・オルセン
公開:2017年

あらすじ「深い闇の世界へと飛んでいく凄腕パイロット」

飛行機パイロットの「バリー・シール」は操縦技術は一級品だが、その立場を利用して密輸を行っていた。
そのことを知っていたCIAに極秘の偵察任務を求められたシール、野心からその依頼を受諾。国から国へと忙しく飛ぶ毎日を過ごす
暗い空に潜り込んでいくにつれ、やがて深い闇の世界へと沈んでいくシールは、やがて……。

視聴者・読者層キーワード

  • 実話
  • 犯罪

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映画「ハドソン川の奇跡」

こちらも実話を題材にした外国映画。
独特の緊張感があるところも、ある意味共通点か。

ココが見どころ

バブル期のようなジェットコースター展開にドキドキする。
お金でてんやわんやする光景も、飛行機で無茶をするシーンも緩急がかかっていて飽きない。
アクション映画とはまた違った緊張感、期待感をもって見られるのも良いですね。

犯罪映画らしい「世界観が暗めで陰惨な雰囲気の作品」というものではなく、「全体的に軽めで明るい雰囲気の空気」の作品でした。

総評★★★「暗めな背景をテンポよく魅せるポテンシャルの高い映画」

歴史的な背景があるせいか、最初はイマイチ整理できなかった。
視聴には世界史の基礎知識か、アメリカ史にある程度明るければより楽しめるかもしれない。
そんな知識がなくてもある程度楽しめたのは、画面の地力があるからか。

気軽に観られる内容ではない……と思いきやすんなり観られる。
最初は正直微妙だなと感じていたが不思議と画面から目を離せず、中盤以降にジワジワと盛り上げてくれる。
場面切り替えのテンポもよくあまり退屈はしませんでした。

ただ実話の犯罪を下地にした作品という事もあり、やはり適正があるかないかで大分評価が変わるでしょう。

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